神の守り人
保温ボトルにしろという私の再三の勧めにも負けず、ペットボトルでお茶(高血圧によいらしいバナバ茶)を持って行っていた夫が、今年の寒さにくじけてマイボトルを導入 我が家には家族の人数分+の各種サイズのボトルがあります。でも新しいのを見ると気になる… 「神の守り人 上下 上橋菜穂子」読了。今回はヨゴの西にあるロタ王国を舞台に、古くからの住民と、後から入植した人たちとの長い間に積もった確執がもとに起こる旧い神の復活話。 毎回思うことは、バルサの向かうところに陰謀ありたまたまなのか、彼女が呼ぶのか…ちゃんと方をつけてるからいいんだけど そして今回のバルサは強いだけでなく、不死身であることもみせつけてくれて、かっこよすぎ そんな彼女が、旧い残忍な神を宿す能力を持ってしまい、神の再来を防ぐために殺されそうだった少女アスラを、怖れながらも助けたのは、かつて追っ手から逃れて旅していた自分の姿を重ねてしまったためで、しかたがないのかも そして、そのバルサの気持ちがあったからこそアスラは最後に人間として生きることを選択したのだと思う。 それにしても、出てくるご飯がどれも美味しそうしかも、国ごとに気候風土にあわせた特産品があり、それによりメニューも違ってて、お国柄がだされているのはすごい。 こういった細かいところがきちんと創られていることが、ファンタジー世界がリアルに思える 重要な部分だと感じました